無題
一年前に転職宣言してて、また転職宣言しに来た。もはや恒例行事。
名古屋での生活も1年を過ぎ、毎日虚無で、年だけ重ねてるだけ。
趣味の旅行も全然楽しめなくて、そもそも遠出も億劫で、心がちょっとずつ萎れていく。しかし愚痴だけは出る。
転勤のストレスが想像以上だった。同じ会社なのに全然ちがう。環境変化に気持ちが順応するのはだいぶ時間がかかるし、もはや順応しないまま終わりたいと思うようになっている。人間関係リセットできるのは良い。本当に気ごころ知れた人だけ残る。
今日の気持ち
よく分からないけど、転勤で全く知らない土地に行くのが
大切なものだけ自分の手から離れて行って自分だけ残る感覚。
弱い自分と向き合う
今日は包丁研ぎに出していた包丁の回収日。1週間かかる言われたときは、ちょっぴり途方にくれたけど、何だかんだ待てた。(待つしかないのだが)
3駅先の商業施設の刃物店だからちょっと頑張って自転車漕ぐ必要があり、前日から気合入れてたんだけど、起床すると大雨。昨日まで晴れてたやんか!と呪いつつ、まあバスで行こうかなと考えたけど往復のバス代高くつくよな~とか思ってベッドでゴロゴロしてたら午後から止んでた。ちょっと風が強くて曇ってたので、日焼け対策もせず向かったらだんだん晴れてきて、直射日光は当たるしパーカーは暑いしマスクはへばりつくし三重苦。1万3千円の日傘買った身とは思えない紫外線対応。誠に遺憾。
帰宅して速攻トマトスライスするとスルスル切れて当たり前だけど切れ味抜群。ありがたいねえ。実家から持ってきた包丁なので出自不明だし、3年間は自分で研いだことなかったから、もはや死んでた包丁が蘇った。ありがたい。包丁研ぎ文化は廃れないで欲しい。
本屋で20代にやっておくことなんとかみたいな啓発本を手に取り、共通するのは、まだまだ失敗しろってことと、心の筋肉を鍛えるためにハートブレイクしろってことですね。あと弱い自分に向き合うとか、あ、あと小さなことを大切にするとか、とりあえず全部刺さった。そういう後押しが欲しい気分だったんだろうな。
さて、ここでいう弱い自分と向き合う作業とは、プライドが高い自分が人生から逃げてきたことである。そのことに気づいてからは、人生に向き合うことが10年遅かったと思うようになったけど、今は、30歳になるまでの残り3年こそがとても重要なのではないかと思えるようになってきた。子供のころ、3つ上の姉の全てが羨ましくて、子供の3歳差っていうのは圧倒的な違いがあって、いつか大きくなった時に、3つ年下で良かったと思える時が来るのかなあとか思ったことを思い出した。
そして気づいた。それが今だーーーーーーーーーーーーーーー。
自分が進行形で気づけるのは珍しすぎてソワソワする。
まだ26歳。あと2か月で27歳ですが。下を見たら若者はわんさかいるけど、関係なくて。就職して丸3年経って、学生なら入学して卒業してるやん!って思ったらびっくりした。驚くほど何もしてなくて。怖くなった。
息してるだけでは生きているとは言わない。30歳を見据えて、堂々と30歳迎えるために頑張って生きたい。
隣の部屋からカレーの匂いがする。